１９９６／７／２８
［　企画プロデュース　］

『PAP de Conte ’96』と同じように、ギャラリーと呼ばれる場所では、何をしてもアートと呼べるのか、という疑問をもとに行ったイベント。
ゲストに似顔絵の描き手として、岡崎太威（パフォーマー）／坂田竜司（イラストレーター）／小島ゆかり（造形作家）／林功太郎（イラストレーター）が参加

--企画意図--

この場では、描かれる側も描く側も、自分から選べない設定にしてある。わたしを含む５人の描き手は、ひとつの円を作るように内側を向いたかたちで椅子に座り、その内側に描かれる人の椅子が設置してある。訪れた人は、入口に置いてあるカゴの中からクジを引き、そこに書いてある名前の人に描いてもらうのである。
描き上がったものは、すぐには手渡さず、ギャラリーの壁に貼り鑑賞。
訪れた人たちの退却にあわせて、持ち帰ってもらう。
最後には何も残らない。

● portrait
plan and produce, 28th, July, 1996

Purpose
As same as PAP de Conte 96, I suggested that it is an art what ever you do at the art gallery.
We cannot chose painters or models. Including myself, 5 painters sat in a circle facing each other,
And the model has to sit in the middle of the circle.
Visitors ( models) is decided by the drawing who will be the painter.
The portrait pictures are exhibited at the gallery and given to the model later,
There is nothing left in the end.